2009年日本糖尿病学会年次学術集会で、
江部康二医師が糖質制限食の有効性を報告する発表が行われたという記録があります。
久山町の悲劇より数年後のことです。1998年ー2002年
福岡大学医学部による全町民対象の糖尿病予防作戦の指導=カロリー制限食(高糖質食)により、糖尿病患者が劇的に増加しました。
1998年 UKPDS(United Kingdom Prospective Diabetes Study)
従来の糖尿病治療(空腹時血糖を低くコントロールする)では、腎症になったり失明したりする危険は減りますが、脳梗塞になったり心筋梗塞になったりすることによって死ぬ危険は減らないことが明らかになりました。
この研究は、空腹時血糖を低くコントロールするという従来の治療方針では、糖尿病患者が最も恐れている、合併症による死の危険を少しも減らしていないということを立証したのです。
これは、従来の糖尿病治療の限界を証明したものであり、敗北宣言とさえいえるものです。
従来の糖尿病治療の限界とは、それまでの食事療法の限界です。
欧米の医学会では、従来のようなカロリー制限と低脂肪を指針とする食事に対して、次第に疑問の声が上がるようになります。
全カロリーの半分以上を糖質で摂る従来の糖尿病食は、心筋梗塞などの大血管性の病気に悪いと指摘されるようになりました。そこで注目されるようになったのが、食後高血糖です。
血糖値が200mg/dlを超えると血管内皮に傷害が起こり、特に220mg/dlを超えると即座に血管内皮の傷害が増加すると言われています。そのため、血糖値が200mg/dlを超える時間が長いほど血管性の合併症の危険は高まり、心筋梗塞などが起こりやすいということになるのです。
カロリー制限食=高糖質食を摂ると、どうしても血糖値は上がり、特に糖尿病患者は顕著になります。糖尿人が穀物などを食事で摂ると、血糖値は軽く200mg/dlを超えます。
従来の糖尿病食=カロリー制限食は、動脈硬化から心筋梗塞や脳梗塞への道を進むことになると、当ブログで私がたびたび言うのは、このような理由からです。
たとえ脂質を多めに摂っても、食後血糖値を上昇させませんから、血管内皮の傷害は起こりません。
しかし、2010年のガイドラインでも、日本糖尿病学会推奨の糖尿病治療食は、カロリー制限食のみです。
糖質制限食にはまったく触れていません。
1997年 糖質は100%、タンパク質は50%、脂質は10% 血糖値を上昇させます。
ADA(アメリカ糖尿病協会)
医師、看護士、栄養士、患者の共通理解 患者用テキストに記載されています。
2002年 ADA(アメリカ糖尿病協会)糖尿病治療食に関するガイドラインが変更されました。
・カロリー制限食(従来の治療食)
・糖質管理食
・地中海型食事
この3種類が正式に糖尿病治療食として推薦されました。
この3種類から患者が選択するのです。
欧米の食事療法の流れは、確実にカロリー制限食から糖質制限へと動いています。
糖尿病に関する研究が進み、認識が大きく変わったのがその理由です。
2004年 血糖値を上昇させるのは糖質だけ タンパク質、脂質は血糖値を上昇させません。
ADA(アメリカ糖尿病協会)
江部康二医師によると、(2011年現在)、日本の医師、看護士、栄養士の99%がこの事実を知らないそうです。
2005年 江部康二医師 主食を抜けば糖尿病は良くなる 糖質制限食のすすめ 出版
2008年 江部康二医師 主食を抜けば糖尿病は良くなる 実践編 出版
2009年 私が糖質管理食、糖質制限食を導入(カロリー制限食から糖質制限食へ切り替える)しました。
糖尿病専門医から 高雄病院理事長 江部康二医師へ転院しました。
2011年 桐山秀樹著 「糖尿病治療」の深い闇 -糖質制限食はなぜ異端視されてきたのか-
米国糖尿病学会も認める効果抜群の食事療法を、日本ではなぜ認めようとしないのか?
---関連記事---
ディベート対決 日本初! 「糖尿病治療に低炭水化物治療食は是か非か」結果
日本病態栄養学会「糖尿病治療に低炭水化物食は是か非か」結果からの考察
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福岡大学医学部による全町民対象の糖尿病予防作戦の指導=カロリー制限食(高糖質食)により、糖尿病患者が劇的に増加しました。
1998年 UKPDS(United Kingdom Prospective Diabetes Study)
従来の糖尿病治療(空腹時血糖を低くコントロールする)では、腎症になったり失明したりする危険は減りますが、脳梗塞になったり心筋梗塞になったりすることによって死ぬ危険は減らないことが明らかになりました。
この研究は、空腹時血糖を低くコントロールするという従来の治療方針では、糖尿病患者が最も恐れている、合併症による死の危険を少しも減らしていないということを立証したのです。
これは、従来の糖尿病治療の限界を証明したものであり、敗北宣言とさえいえるものです。
従来の糖尿病治療の限界とは、それまでの食事療法の限界です。
欧米の医学会では、従来のようなカロリー制限と低脂肪を指針とする食事に対して、次第に疑問の声が上がるようになります。
全カロリーの半分以上を糖質で摂る従来の糖尿病食は、心筋梗塞などの大血管性の病気に悪いと指摘されるようになりました。そこで注目されるようになったのが、食後高血糖です。
血糖値が200mg/dlを超えると血管内皮に傷害が起こり、特に220mg/dlを超えると即座に血管内皮の傷害が増加すると言われています。そのため、血糖値が200mg/dlを超える時間が長いほど血管性の合併症の危険は高まり、心筋梗塞などが起こりやすいということになるのです。
カロリー制限食=高糖質食を摂ると、どうしても血糖値は上がり、特に糖尿病患者は顕著になります。糖尿人が穀物などを食事で摂ると、血糖値は軽く200mg/dlを超えます。
従来の糖尿病食=カロリー制限食は、動脈硬化から心筋梗塞や脳梗塞への道を進むことになると、当ブログで私がたびたび言うのは、このような理由からです。
たとえ脂質を多めに摂っても、食後血糖値を上昇させませんから、血管内皮の傷害は起こりません。
しかし、2010年のガイドラインでも、日本糖尿病学会推奨の糖尿病治療食は、カロリー制限食のみです。
糖質制限食にはまったく触れていません。
1997年 糖質は100%、タンパク質は50%、脂質は10% 血糖値を上昇させます。
ADA(アメリカ糖尿病協会)
医師、看護士、栄養士、患者の共通理解 患者用テキストに記載されています。
2002年 ADA(アメリカ糖尿病協会)糖尿病治療食に関するガイドラインが変更されました。
・カロリー制限食(従来の治療食)
・糖質管理食
・地中海型食事
この3種類が正式に糖尿病治療食として推薦されました。
この3種類から患者が選択するのです。
欧米の食事療法の流れは、確実にカロリー制限食から糖質制限へと動いています。
糖尿病に関する研究が進み、認識が大きく変わったのがその理由です。
2004年 血糖値を上昇させるのは糖質だけ タンパク質、脂質は血糖値を上昇させません。
ADA(アメリカ糖尿病協会)
江部康二医師によると、(2011年現在)、日本の医師、看護士、栄養士の99%がこの事実を知らないそうです。
2005年 江部康二医師 主食を抜けば糖尿病は良くなる 糖質制限食のすすめ 出版
2008年 江部康二医師 主食を抜けば糖尿病は良くなる 実践編 出版
2009年 私が糖質管理食、糖質制限食を導入(カロリー制限食から糖質制限食へ切り替える)しました。
糖尿病専門医から 高雄病院理事長 江部康二医師へ転院しました。
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